雨漏り修理似合う?似合わない?
昨日から、雨漏り修理のお宅に入っております。↓
ん??違和感が。。。
数年前、大幅なるリフォームが施されたお宅です。
屋根の一部に平板瓦が・・・・
若い請負師・若い職人さん達の作品だそうです。
お施主さんは、屋根は瓦で。
確かに瓦ですが・・・
私も、平板瓦、四角い奴は使いますが・・
この場面での登場はどうかなぁ??(笑)
築50年~60年のお年寄り
品の良い、おじいさん、おばあさん、で仕上げてあげたい
私がよく言う事
おばあさんがミニスカートはいても、似合わない。。
おそらく、以前は、風切り丸2本引きで、鬼瓦も
大きな物で、棟も、バランス良く、何段も積んであった
んだろう。(推定)
ま、やられちゃったのは、しかたない。
どうも何だかわからいが、当社ご指名。。
西側の雨漏り修理のご依頼です。
見て見ると、↓
この、縦樋が、這い樋がなく、
この上屋の水が、一気にここでたれ流されるのだから、
たまったもんじゃない!
そう、一級河川の水を、その辺のU字溝に流すようなもの
かわいそうだ。
腐った野地板交換して、この箇所の葺き直し
文化財でもあれば、この知恵の輪のような瓦
使いますが、今回は、新瓦(いぶし和型)にて、
葺き替えさせて頂きます。
むしろこの方が安いと言う現実(笑)
棟は、既存紐熨斗をお掃除して、穴を空け、ステンレス線
縛って、こちらに避難↓
・
葺き替える箇所は、この台形部分↓
本日、瓦を降ろして、野地板はって、ルーフィング、瓦桟
まで、終了です。明日から本業の瓦葺きに入ります。
それにしても、入母屋付きに平板は・・・↓
やっぱ、変?←くどい(笑)