俺が本に。。。
先日、お世話になっている建設会社の監督さんから
LINEが来ましたぁ。こ~んなのが書いてあるよ。
山田さん、出てるよ。。
じゃ~ん!、俺がこの本に・・・・↓
監督さんが、一部抜粋してくれました。・・・・↓
長屋門と、蔵の準備をせねば。(笑)
お出入り職人。
ここんとこ、やれ入札だ!やれ相見積もりだ!
ってな事が多い昨今。。本来は違うんだなぁ!
そう、つい最近までは、お出入り職人ってのが
存在していました。何かあったら、〇〇さん。ってな
感じの職人。。めっきり少なくなりましたねぇ。
地域の文化を守るのは、職人。。
リフォーム屋でもなければ、ハウスメーカーでもない。
ま、んな訳で、本日の仕事は・・・・↓
数十年前から、お出入りさせて頂いております、
このお宅。。
ちなみに、この蔵の下屋。。いよいよ限界になったので、
今までの雰囲気を残しつつ、
私が数年前に、淡路かわら美人56判切り落ち深切りにて、
葺き替えさせて頂きました。
本日の以来は・・・・↓
↑上屋のこの箇所。。。
はい、私が下屋根葺き替えた時に、修理した、ケラバ箇所。
犯人は・・・↓
覆い茂ったこの竹。。(伐採済)
こいつに生の竹箒(笑)で瓦掃かれちゃたまったもんじゃない
んな訳で、修理復旧です。
このケラバ(袖瓦)は、関東上平袖(じょうひらそで)と言い、
三河の、セキガイ袖。淡路の、千枚袖と同じく、羽根、垂れの付いてない
袖瓦です。
他地域の葺き足細かく、何枚重ねとか言うレベルではなく、
桟瓦の葺き足程度が関東上平袖の特徴です。
今回の葺き足は、5寸↓
もう、関東には存在しないので、
近い寸法の、三河のセキガイ袖で、代用しました。
・
そうそう、あっちに見える、このお宅の母屋。。見て↓
これぞ!関東流。。どうだい?かっこいいでしょ??
ま、私が、時々メンテナンスに入らせて頂いておりますが?
まだまだ、現役続行出来そうです。
良い仕事がしてあれば、瓦は、一生物です。
この良さが分らない連中に瓦は触らせたくないですね♪
惚れた弱み。まだまだメンテナンスは続きます。
旦那様と、奥様。屋根は、山田さんにしか頼まない。
俺が、この器量に達した時。
葺き替え工事させて頂きます。(笑)