これ何~んだ!?
雨漏り修理、部分葺き替えの現場
↑こ~んな感じに、当社総勢1馬力にて、
平葺き完了です。↓
ここで、お宝発見!
このお宅の裏の方にころがっていたこれ・・・
皆さん、わかりますか??
じゃ~ん!↓
↑瓦製のこれ。
さて、問題です。これは一体何でしょ~うか?
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ヒント。もう少しお見せします↓
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確かに、瓦製。
鬼瓦の裏張りなのか?
この穴はなんなのか?
わっかるかなぁ?わかんねぇ?だろうなぁ?(笑)
実はこれ↓
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答えは・・・・・
はい、昔の「こたつ」なんです。
そう、掘りごたつの熱源。この中に、
炭等を入れ、暖まるんです。
昔っからの瓦の産地、埼玉・深谷瓦。
よく見かけます。↓
ヘラでなでぬいた。てっかてかの仕上がり。
正しく、お宝発見でした。
こ~んなお宝見て、四角い奴葺いちゃ、
NGでしょう←超くどい。。。(爆)
雨漏り修理似合う?似合わない?
昨日から、雨漏り修理のお宅に入っております。↓
ん??違和感が。。。
数年前、大幅なるリフォームが施されたお宅です。
屋根の一部に平板瓦が・・・・
若い請負師・若い職人さん達の作品だそうです。
お施主さんは、屋根は瓦で。
確かに瓦ですが・・・
私も、平板瓦、四角い奴は使いますが・・
この場面での登場はどうかなぁ??(笑)
築50年~60年のお年寄り
品の良い、おじいさん、おばあさん、で仕上げてあげたい
私がよく言う事
おばあさんがミニスカートはいても、似合わない。。
おそらく、以前は、風切り丸2本引きで、鬼瓦も
大きな物で、棟も、バランス良く、何段も積んであった
んだろう。(推定)
ま、やられちゃったのは、しかたない。
どうも何だかわからいが、当社ご指名。。
西側の雨漏り修理のご依頼です。
見て見ると、↓
この、縦樋が、這い樋がなく、
この上屋の水が、一気にここでたれ流されるのだから、
たまったもんじゃない!
そう、一級河川の水を、その辺のU字溝に流すようなもの
かわいそうだ。
腐った野地板交換して、この箇所の葺き直し
文化財でもあれば、この知恵の輪のような瓦
使いますが、今回は、新瓦(いぶし和型)にて、
葺き替えさせて頂きます。
むしろこの方が安いと言う現実(笑)
棟は、既存紐熨斗をお掃除して、穴を空け、ステンレス線
縛って、こちらに避難↓
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葺き替える箇所は、この台形部分↓
本日、瓦を降ろして、野地板はって、ルーフィング、瓦桟
まで、終了です。明日から本業の瓦葺きに入ります。
それにしても、入母屋付きに平板は・・・↓
やっぱ、変?←くどい(笑)
桜の花が埼玉県。
先週末から、某お寺さんの山門の
瓦修理のお手伝いに参戦しております。
先週末は、まだ、つぼみだった桜も、
ほぼ、一気に8分~9分咲きになりましたぁ
物件はこれ・・・↓
作業内容は、崩れてしまった大棟を、
既存瓦で、積み替えるだけの工事だそうで・・・・。
あんまり、面白くない仕事(不謹慎)ですが
ま、仕事しながらお花見なんて、最高ですね♪
桜の花が、咲いたまけん!
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ちらり、見えるは元受け「江戸屋」さん↓
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こ~んな感じに、相方勤めました。
こ~んな瓦に葺き替えられる以前の創建当時の
鬼瓦も、再々登板
吽形(ん)↓
角が片方取れちゃって威力減(笑)ですが・・
今回は、あくまで、応急処置との事ですので、
このまま再登板。。
歴史のバトンタッチ、上手く伝わりますでしょうか?
今の時代の連中じゃ無理かな?
俺が、80歳になった頃、全面葺き替えかな??(爆)
と言う訳で、遅ればせながら、我が埼玉県も、
桜の花が埼玉県です。