芯出さなくていいの??
若手のU君のお手伝いに参戦してました。
こ~んな感じの、寄せ棟屋根です。↓
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作業中、どうも違和感がある、お隣さんの屋根。。
はい、屋根は軽~い方がいい!とばかりに、
ここ近年、多いガルバリュウム鋼板縦平葺き
ま、どんな屋根材を選ぼうが、お施主様の
自由ですが、本当にこれが気に入っているのか?
これが、ベストな選択なのか?
単なるハウスメーカーの営業トークに
騙されていませんか?
すべてとは言いませんが・・
瓦は地震に弱いので、当社は、屋根は軽~くしておきました。
と言って、構造材まで落として、コストダウン。
俺が、お前ん家の建物は、瓦すら載らない構造だ!っと
営業さんに指摘すると、自動的に、クビですわなぁ(笑)
納得しての選択の自由は勝手ですが・・・↓
この縦平。。↓
寄せ棟、小平の芯が?・・・・
通ってない物件が、多い。。
芯から割れない物なのか??山芯・谷心。。
ま、瓦でも芯の出てない施工しちゃう奴も
いるから同んなじか?
結局やった者勝ちみたいなのは戴けませんなぁ。。
杉っ皮一考
本日、若手のI君のお手伝い。
瓦葺き替えによる、瓦降ろし任務です。
築、昭和30年代。。
下葺き材は、もちろん、「杉っ皮」↓
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はい、新生下葺き材、アスファルト系、ビニール系が
出来る以前の標準仕様の瓦下葺き材の定番です。
杉皮+土葺き。。相性がいいですねぇ!
適度な弛みを持たせて、土がズレないように工夫した
隙間野地。。↓
決して、手抜きじゃないのよ。。
今の時代、やれ!下葺き材に穴をあけない、
〇〇工法だの、全数釘打ちが法律だの、
後付け言い訳など、くそくらえ!
ま、こ~んな奴は、↓
使った方が楽ちんですね♪(笑)
ま、荷揚げウインチはある、サンダー・ドリル・
インパクト・エアーツールは使える今の時代。
昔の職人以下の仕事しているようじゃ、
完全にNGですね♪
千葉出張
先月後半から、千葉県に泊まりで出張工事に
行っていました。
物件は、築50年の、住宅の
屋根瓦葺き替え工事です。↓
使用瓦は、陶器瓦銀黒色。
正しく、「ちばらき仕様」・千葉・茨城に多い仕様です
周りを見ても・・・↓
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こ~んな屋根の、オンパレード。
急勾配寄せ棟に、陶器瓦。。(銀黒・シルバー)
棟は、影盛り鬼瓦に、紐熨斗。。って
パターンが多いですね。
「郷に入っては郷に従え」ってな事で、
お施主様の希望もあり、「ちばらき仕様」と、
なりました。←勝手に命名(笑)
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しっかし、銀黒は滑りますなぁ!
そうそう、エブリ台箇所は、
こ~んな感じに、ちょいと、スッキリ納めさせて
頂きました。
んで、足場をばらして、やーっとこさ、
完成!です。↓
急勾配寄せ棟。草屋根からの流れかと思われますが?
ここまで、定着すると、ある意味、文化。。
その土地・土地の特徴ある屋根。
また、これを施工させて頂く、喜び。
全国統一マニュアルなんて言ってる次元ではない
ですよね。